初個展の若者には花より団子
新学期。はじめての個展を考えている若者も多い。画廊でも作品を見せていただく。昨日もイラストレータ学科の男子がやって来た。見せてくれたのは大学の課題の提出物ばかり・・・在廊作家さんも、戸惑いの表情。
じぶんの作品の領域
大学の課題から「気づき」を得て、その先に行く。それに気づくのも至難なコトなのか
いっぱいとりすぎの大学、手がまわらないのか?!
「何もやってなかったんですね僕」、彼は帰っていった。でも、半歩進んだ模様だ
新しい入学生達が画廊回りをはじめる
じぶんを発見するために課題に取り組む
じぶんを表現する段階にステップアップする
描きまくる
やりたいことを一通りやってしまうと、何ができるかが、現れる
大学の4年間。ド高い授業料の元を取る学生は少ないのかも知れない
そして、就職してからもデザインのワザを作画の智惠を使って、元を取れるか・・・現場も荒涼とした風が吹いている
じぶんの表現を見つける
ためには
多くを試し
多くを捨てる必要にさえ、せまられる
大学の課題
グループ展
そして
個展・・・
初個展おめでとう。花束がやってくる
でも、「おめでとう」と贈る方は、考えて欲しい
彼らがたどり着き、まだまだ遠くへ行こうとしている道のりを
花は必要ない
画廊へ足を運び
作品と向き合って、花よりは少し高くつくかも知れないけど
作品を購入して欲しい
花はきれいだけど、消えてなくなる。画廊が多くを処分する
画廊には鉢を飾る袴が大量に重なる
作家が生涯の時間を作品に注ぎ込む、表現物を展示する、見ていただき
それをお金に換える
キャンバスを買い、ご飯を食べる。必要なモノはゴーカな花ではない
作品を家に持って帰っていただきたい
それは、画廊の願いでもある
いい物が売れずにアトリエに帰っていくことほど残念なことはない
●●ちゃんの初個展、花屋さんに電話する前に、お菓子屋さんに寄る前に、
プロを目指す作家達のことを、考えてみて欲しい
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