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February 03, 2016

福島菜菜個展 FUKUSHIMA Nana Exhibition 「歩く花」2016.2.2(火〕- 7(日)

Works

http://gallerymorningkyoto.com/2016exhibition/FUKUSHIMAnana2016.html

歩く花を描いている。もし花に心があるのなら、どんな感情を持って歩くのだろう。

始まりは夢十夜という本だった。夏目漱石作の第一夜から第十夜の10の短い夢の話だ。
この本を読んでいると、人の心はなんと繊細なのだろうと考えさせられる。
17歳の時に、初めて第一夜を読んだ。すっかり虜になった。第一夜は、百年待っていて下さい、と言われて待つ男の話である。百合の花や長い黒髪の女、月や太陽が登場する。
ある日、読み終えてから人の心は様々だな、と庭の花に目をやった時に思った。もし花に心があるのなら、どのように感情を出すのだろう。どのように歩くのだろう。見てみたい。
喜怒哀楽を持った人間は嬉しい時には跳びはね、怒ったら地団太を踏み、悲しければ下を向き、楽しい時には空を見上げる余裕ができる。しかし、まだまだ花は歩く気配がない。
それでは描いてみようと思い7年目になる。

小さな生きもの達(実物大)と共に、きげん良く歩く花をどうぞご覧ください。

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